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山﨑 養世

YAMAZAKI YASUYO

太陽経済提唱者。 一般社団法人太陽経済の会代表理事 / ㈱成長戦略総合研究所 代表取締役兼理事長として、金融、財政、国際経済問題等に関する調査・研究及び提言活動を行うとともに、くにうみアセットマネジメントの代表取締役社長として、再生可能エネルギー開発をはじめとしたインフラ事業、地域創生事業の指揮を執る。

経済革命家・山﨑養世です。

私は資産運用会社と証券会社を経営しています。経済学者ではありませんが、数十年に渡って世界と日本の経済システムを観察・分析してきました。一方で、都市集中のリスクを避けるために、「高速道路無料化」から始める「地方分散」政策を政府に提言したこともあります。また、衰退しつつある農林水産業を改革するために、「田園からの産業革命」を社会に提言するなどの活動もしてきました。2009年からは「持続可能経済システム」として「太陽経済」を提唱し、実践に移してきました。

現在、世界にとって最大の課題は、コロナ・ショックがなぜ「21世紀型大恐慌」を引き起こすのか?リーマン・ショック後の12年間のように大恐慌を防げないのはなぜなのか?アメリカと世界の構造問題はどこにあるのか?大恐慌の引き金を引くのは何か?といったことだと考えます。

未曾有の大恐慌が迫っているのは間違いありません。20世紀から続く「石油経済」を牽引してきた「アメリカ型の経済システム」はコロナ・ショックによって前倒しで崩壊しようとしています。しかし、日本にとっては最大のチャンスが訪れたといえます。

実は、世界の債権大国である日本は、「地方分散」「デジタル化」「ネットワーク化」「新・金融革命」を組み合わせた「田園からの産業革命」によって、少子高齢化社会という最大の問題を解決できる状況にあります。さらには、「地方創生」「第三の開国」「新しい国土の均衡ある発展」「民族大移動」などの連鎖反応により、明治維新、戦後に続く創生と成長の時期に入ろうとしているのです。

コロナ・ショックによる大恐慌が迫る中、私は約10年振りに自分の考えを発信することにしました。これまで私が提唱してきた「高速道路革命」「田園からの産業革命」「地方と中小企業への証券化の活用」などのテーマもバージョンアップすることが可能になったからです。そうした考えをJBpressでコラムを連載し、『21世紀型大恐慌 「アメリカ型経済システム」が変わるとき』(株式会社PHP研究所)という新刊にもまとめました。しかし、コロナの感染状況とそれに伴う経済状況は日々刻々と変化しています。そのため、このサイトを立ち上げ、最新の情報をもとに詳しく分析し、わかりやすく解説することにしました。アップデートしたアイデアを集約し、どんどん世の中へ発信・提案していきたいと考えています。

現在の世界の状況を俯瞰的に把握できるように、オリジナルの「曼荼羅図」も作成しました。世界を理解するための「構造図」とも言えます。一見すると複雑なように感じるかもしれません。しかし、まずは気になるキーワードに目を留めてみてください。そのキーワードから枝分かれしたワードをたどっていくことで、世界及び日本が、どのような歴史をたどり、現在はどのような状況にあるのかが、ハッキリと見えてくるはずです。非常に重要なので、このサイトでも繰り返し「曼荼羅図」を活用し、詳しい解説を掲載していく予定です。

「21世紀型大恐慌」という世界的危機が迫る中、その解決策と実際に行動すべき事について、私は皆様とこのサイトを通じて積極的に情報交換させていただきたいと思っています。その中からいいアイデアが生まれれば、事業化も検討していくつもりです。

皆様、ぜひご期待ください。

山﨑 養世