現在の世界の状況を俯瞰的に把握するための「構造図(曼荼羅図)」を準備しました。一見すると複雑に感じるかもしれませんが、まずは気になるキーワードに目を留めてみてください。枝分かれしたワードを丁寧にたどることで、世界及び、日本がどのような歴史を経て現在に至り、そしてこれからどこに向かうのか、ハッキリと見えてきます。
「基本曼荼羅図 HUMAN FUTURE」
体制の異なる米中両国経済の水平分業が、グローバリゼーションと世界経済成長をもたらし、「地球が足りなくなる」、そして米中は互いに相手を「トロイの木馬(中に入り込んだ敵)」とみなすようになる、と書いたのは2007年の『米中経済同盟を知らない日本人』(徳間書店)でした。それでは人類はどうなるのか、地球と共存して人類自らが持続可能になるにはどうしたらいいのか?そのための障害は?どうしたら克服できるのか? 「Human Future/人類の過去・現在・未来」は、未来の人類システムを設計するための「曼陀羅図」です。
「コロナがもたらす新しい世界システム 曼陀羅図」
2020年のコロナ・ショックから、2021年の「21世紀型大恐慌」に至る経路をよく俯瞰してください。そして「21世紀型大恐慌の特徴」を把握し、さらに「歴史の変遷」を理解してください。そして世界システムを「考察」し、その根底で起きている「石油経済から太陽経済への転換」までを把握したら、2050年までの「新世界システムの実現へ」の条件と、「なぜ世界大戦が不要となる」かがわかります。「人類の安全保障」を実現してからの最大の課題は、「地球の安全保障」に移ります。