
2021/04/05
まもなく米国債の大暴落が始まる仕組みを詳解
米国株式市場と国債、そしてドルはお互いに深く影響し合う。大事なことなので、別の角度から解説しよう。前回説明したように、3月16~17日に「2023年まで金利を引き上げない」と発表した米国の中央銀行FRB(準備制度理事会)は「もう株式市場はコントロールしない」と宣言したのに等しい。
2021/04/05
米国株式市場と国債、そしてドルはお互いに深く影響し合う。大事なことなので、別の角度から解説しよう。前回説明したように、3月16~17日に「2023年まで金利を引き上げない」と発表した米国の中央銀行FRB(準備制度理事会)は「もう株式市場はコントロールしない」と宣言したのに等しい。
2021/03/29
リーマンショック超える危機に「21世紀型大恐慌」シリーズ(3)3月16~17日に、米国の金融政策を司る中央銀行FRBは、「2023年末までFF金利を上げない」と発表した。私には「FRBはマーケットのコントロールを放棄します」あるいは、「さらに株式バブルを発生させます。後は知りません」とも聞こえた。
2021/03/22
FRBの政策から読み解く「21世紀型大恐慌」シリーズ(2)改めて断っておくが、私は悲観論者ではない。また、常に「大恐慌が来る」と脅かしてきたわけではない。
2021/03/15
「21世紀型大恐慌」シリーズ(1)初めに断っておくが、私は悲観論者ではない。また、常に「大恐慌が来る」と脅かしてきたわけではない。2009年1月に執筆した『日本「復活」の最終シナリオ』の中では、2008年9月に起きたリーマンショックが「戦前型大恐慌が起きない理由」を説明した。事実、大恐慌が起きるどころか、今年までに米国株は市場最高値を更新してきた。しかし、アフターコロナが見えてきた米国株は大暴落すると想定せざるを得ない。しかも、リーマンショックとは違って、米国の債券とドルも大暴落するリスクが高い。
2021/01/15
新型コロナウイルス感染症のパンデミック(コロナ禍)は世界と日本の変化を加速する。2050年の世界と日本を大胆に予測してみた。
2020/11/12
大きな政府の時代が来る。これが今回の米大統領選挙の帰結になるだろう。大きな政府の時代は、米国では1970年代末まで続いた。当時の米国債金利は15%、FRB(連邦準備制度理事会)の政策金利は20%に達していた。
2020/11/04
今回のコラムの目的は、日本に対する警告である。私は悲観論者ではない。プロの作家でもない。金融と世界経済の経験者として事実を検証し、大事だと思うことを発信することで国民として日本と世界に「ご恩返し」したい、といういささか古めかしく、口にするには気恥ずかしい気持ちから警告するのである。
2020/10/28
今回、私は、コロナが経済に引き起こすショック「コロナショック」を、リーマンショックの場合と比較して考えるべきだと考えている。大恐慌には至らなかったリーマンショック時の世界とコロナショックを比較すれば、21世紀型大恐慌のリスクが良く見えてくるからだ。
2020/07/20
世界の歴史の大きな転換点には、しばしば宿命的な人物が現れて、世界の方向を変えてしまう。新型コロナウイルス感染症のパンデミックから始まると私が予測する世界的な大恐慌は、人類の歴史の転換点になるだろう。
2020/06/09
新型コロナウイルス感染症による世界的な財政赤字が国債発行の限界を招き、そこから21世紀型の大恐慌をもたらす可能性については、これまで説明してきた。