2021/10/04
日本を叩き潰す手法が、毒饅頭となって米国を襲う
我々は「世界」から逃れようがない。遠いと思っている「世界」は、あなたの家の玄関に来ている。気が付かないだけだ。ジリアン・テットをご存知だろうか?
2021/10/04
我々は「世界」から逃れようがない。遠いと思っている「世界」は、あなたの家の玄関に来ている。気が付かないだけだ。ジリアン・テットをご存知だろうか?
2021/09/27
新しい総理大臣が誕生しようとしている。そのための自民党総裁選挙の論戦で見事に欠落していたのが「地方からの成長」であった。自治体消滅、財政難、住民サービス低下、農業漁業の担い手の減少、国土の荒廃、災害復旧の困難、こうした地方の問題は深刻化こそすれ、過去30年間、何ら解決への出口は見えない。
2021/09/21
日本に新しい総理大臣が誕生しようとしている。新総理大臣と我々日本人には、どのような運命が待ち受けているのだろうか。日本はいまだに世界一の純資産国である。日本から多くの世界一が消えた今、経済大国としての最後で最大の砦だ。
2021/04/26
石炭経済における蒸気機関車、石油経済における自動車。エネルギー革命が交通革命を起こしたときに、生活が、都市が、経済が変わり、文明が変わった。同じことが起こる。再生可能エネルギー、私の言葉で言えば、(すべて太陽起源の電力になるから)「太陽電力」で動く電気自動車(EV)が、次の交通革命を引き起こす。その時、いまや時価総額が70兆円に達するテスラは、時価総額が8兆円の日本電産に、EVの主役の座を奪われるだろう。
2021/04/19
「米国の株式市場は、世界中のあらゆる情報、特にリスクとリターンに影響を与える情報を織り込んでいる」「情報において完全である」とよく主張される。虚構である。米国に限らず、世界中に、リスクとリターンに影響する情報を完全に織り込むマーケットはない。
2021/04/05
米国株式市場と国債、そしてドルはお互いに深く影響し合う。大事なことなので、別の角度から解説しよう。前回説明したように、3月16~17日に「2023年まで金利を引き上げない」と発表した米国の中央銀行FRB(準備制度理事会)は「もう株式市場はコントロールしない」と宣言したのに等しい。
2021/03/29
リーマンショック超える危機に「21世紀型大恐慌」シリーズ(3)3月16~17日に、米国の金融政策を司る中央銀行FRBは、「2023年末までFF金利を上げない」と発表した。私には「FRBはマーケットのコントロールを放棄します」あるいは、「さらに株式バブルを発生させます。後は知りません」とも聞こえた。
2021/03/22
FRBの政策から読み解く「21世紀型大恐慌」シリーズ(2)改めて断っておくが、私は悲観論者ではない。また、常に「大恐慌が来る」と脅かしてきたわけではない。
2021/03/15
「21世紀型大恐慌」シリーズ(1)初めに断っておくが、私は悲観論者ではない。また、常に「大恐慌が来る」と脅かしてきたわけではない。2009年1月に執筆した『日本「復活」の最終シナリオ』の中では、2008年9月に起きたリーマンショックが「戦前型大恐慌が起きない理由」を説明した。事実、大恐慌が起きるどころか、今年までに米国株は市場最高値を更新してきた。しかし、アフターコロナが見えてきた米国株は大暴落すると想定せざるを得ない。しかも、リーマンショックとは違って、米国の債券とドルも大暴落するリスクが高い。
2021/01/15
新型コロナウイルス感染症のパンデミック(コロナ禍)は世界と日本の変化を加速する。2050年の世界と日本を大胆に予測してみた。